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震災が地域の課題を浮き彫りにした
牡鹿(おしか)半島は宮城県石巻市の東部に位置する養殖業が盛んな自然豊かな地域です。
他の地域同様、少子高齢化、就労先不足などが地域存続のための課題に挙げられていました。
そこに2011.3.11の東日本大震災でが発生。産業基盤、生活基盤を根こそぎ破壊されました。5年以上過ぎた現在でも高台移転が完了しておらず仮設住まいの住民が多くいます。特に子どもたちを取り巻く環境も大きく変化しました。
震災前の地域の人口約4500名が現在約2500名(43%減)、小中学生においては震災前約320名いた児童数が現在130名弱(60%減)と5年間で半数以下に減少しました。少子高齢化もありますが明らかに震災により人口減少が加速したと言えます。
プロジェクト発足!
そして何を目指すのか!
私たちは個々の課題ごとに分けて考えるのではなく、人口減少、産業振興、子どもたちの学習環境整備などの対策を一連のまちづくり、地域コミュニティ再生として捉えて議論を重ねてきました。
そこで生まれたのが「牡鹿に学び場をつくるプロジェクト」です。
地域の力(産業)で、地域の子どもを育てる
をスローガンに準備を進めてきました。
このプロジェクトは過疎地域において持続可能な仕組みづくりの一つのモデルになると考えています。
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